hogashi.*

日記から何から

 今朝見た夢、まったく関係ない話から、途中から突然祖父が登場したりした。夢に登場する祖父は実際とはかなりかけ離れているもので、起きてからなんだそりゃとなりがち。ときたま登場するので、なんだかんだ好きだったのは本当だろうと思う。


 祖父の思い出はたくさんある。祖父母家でどたばた遊んでいたらうるさいと怒られるとか、毎日20時には寝てしまうしどんなに早起きしたつもりでも祖父のほうが早いとか(4時ごろ起きている)、祖父が仕事場で畳を縫ったり(あれ縫うって言うのか知らないことに気付いた)してるのを見たあとに椅子に座って休んでるとこで話をしたとか、仕事についていって(荒い軽トラの運転で酔い)畳を運びいれる姿を見たとか、晩年いっしょに晩酌したとか(少しボケ始めていて名前を間違えられがちだったけど楽しそうだった)。眩しく少しくしゃっと笑うタイプ。
 亡くなったあとも微笑ましいことがたまにある。祖父の葬式のあと、家族で祖父母の家に戻って祖母と休憩していて、母が庭を散歩していた。祖父の仕事場の道具(回転するタイプのヤスリ)が動き出して、全員びっくりしながら、母がとりあえず止めた。「いるね」「見に来たかな」という話をした(笑いながら、と書くとなんか違う気がする、とにかく和やかな時間だった)。
 こないだも、お盆のお墓参りでお墓の前に立ったら、ちっちゃい蛙がぴょこんと乗ってきて、こちらを伺うような様子をしたので、会いに来てくれたなあと家族で笑ってしまった。和やかに、またくるね、とお墓をあとにした(蛙はとても落ち着いて座っていた)。