祖父がテレビのリモコンのことをピポパと呼んでいておもしろかったのを思い出した。葬式の次の日に仕事場の小さな機械が勝手に動き出して、「まだ居るわ」って家族でのどかに話していたのもたまに思い出しておもしろい。畳屋は仕事が減っていったようだったものの、小さい頃にはぎりぎり仕事場で仕事している様子が見れたのはよかった。成人してから会いに行って、多少ぼけつつ燗した酒を楽しそうにめちゃくちゃ注いでくるので飲み続けた覚えがある。
最近近くの喫茶店にいって店主の方と常連の方と話したところ家族を大事にしたいねという話を経由したのでなんとなくそういう心持ちになっている。ここ数年は神社や寺に行ってはあらゆる人の無病息災を願っている。