小さい頃はシール貼るの好きだったのだけど、今こう見るとさぞ親は大変だったろうと思う。
冷蔵庫やタンス、食器棚に貼りまくっていて、しかし何らかの基準みたいな感覚があり、それに沿って貼っていた覚えがある。あとシールのシートって剥離紙の上に粘着力のある紙が型抜きされている状態なので、実は枠も貼れることに早々に気づき、これは面白いなと型抜きされたシールを全部貼ってから枠も剥がして冷蔵庫に貼る、という行いもしていた。
親は特に剥がすことはしておらず (剥がさないと困るものに貼っていたら剥がしていたとは思う) 、食器棚やタンスは未だに現役なのでシールも残っている。小さい頃の背丈で届く範囲、特に立ったり座ったりしたときの目線の高さに貼られているのが自分で微笑ましい (これは自分が育児をしていないから気楽なだけではある)。
弟もシールを貼るのが好きだったけど、弟はめちゃくちゃ重ね貼りするタイプで、食器棚の扉に厚くなったシールが存在している。貼り方にも個性が出る。