hogashi.*

日記から何から

さらばシベリア鉄道

 路線バスだけで行けるところに行きまくるみたいなテレビ番組を見ていたときに流れていたさらばシベリア鉄道という曲が割に好きな感じだったので聞いてみたら好きだった、というのは1年くらい前の話で、今も変わらずなかなか好きな曲だなと思っていて、曲を作って歌っているのは大瀧詠一という人らしくて僕はあまり知らないけど、太田裕美という人が歌っているのがオリジナルでこちらも良くは知らない人で、木綿のハンカチーフという曲は柳家喬太郎という人の落語で替え歌を聞いたことがあるなというくらい("井戸の茶碗"。"高木殿に返して~"などと歌う。古典落語を面白くアレンジするのをいくつもやっている)。さらばシベリア鉄道の歌詞にある"君は近視"というのが結構面白くて、比喩的な表現らしいのだけど、歌の中に急に近眼であることが入ってきてしかもそのまま"近視"という単語を歌うのが印象的。
 関連して、ずっと思っていることで、自分の先を読む力みたいなものが足りなくて困っている、これはどうにかしようとすると一生懸命考えまくってやらないといけないのだけど、考えるには色々覚えてないと考えられないので、記憶力も必要だけど僕は(特にここ数年)記憶がとても下手でやっぱり困っている。わかりやすい例でいくと、医者に行くのに保険証とか診察券とかが必要になるのはわかるので忘れずに持っていけるものの、その後薬をもらうのがわかっていながらにして薬局に寄ることになるということに思考がつながらず、おくすり手帳を忘れる。おくすり手帳はすごくて、10回行ったら1回しか持っていけないくらい忘れる。最近おくすり手帳を忘れるとその分数十円だか割増でかかることになったらしい、多分持ってきてほしいのだと思うのだけど、それは今飲んでいる薬との相性がどうかとか、投薬状況がどうかみたいなのを把握するために必要なのだろうというのはわかるけど、とにかく忘れるので、その場ではこれ飲んでますとか言えばいいし、まあシールでもらって後で貼るとなんとかなってしまうから、薬がもらえないくらいの致命的なミスにならなくて覚えない。それはいいとして、こうなるだろう、の推測が全然足りなくて、必要なものを持ってきていなかったり、言われてみればまだそれやってないですね、とかになったりする。しかもそれをやらないといけないこと自体忘れると、何もかも忘れていて、基本が怠惰なのであーあとか言ってふて寝することになるし、さらに忘れていく。なんとかしたいけど何ができるかというと多分そんなになくて、すばやくやるとか、とにかく喫緊であると思い込むとかして覚えておくとかしかない。でも日常でやらないといけないことは山程あり、それら全部に喫緊シールを貼ると全体的に大変になって重要度が相対的に下がるのであんまり意味がない。やることを書き出していたら夜が明けたり年が明けたりするので、覚えているやつをどんどんやって忘れてるやつを思い出したときにすぐできるようにするのが当面の目標です。