よっしゃ雑談するぞ、と思って人と面と向かうと何も思い浮かばない、ということがよくあって、雑談難しいですねって言っていたのだけど、普段自分が自然と雑談していた場面を考えると、雑談以外にやることがあって、たとえば手元にお酒があって飲んでるとか、話しながらゲームやってるみたいなことが多かった。大学の研究室でみんなで飲むときは、 Google Maps と国土地理院の地図を開いた PC をプロジェクタで映して、住んでる場所の地形の話とか、電車の通り方の話とか、こないだこの辺歩いてさ〜とかみたいな話をしていて、そこから自然と普段の暮らしや最近の出来事の話につながるという感じだった。
多分個人的に人に対して世間話を切り出すのが苦手で、脈絡を異常に気にしているからだと思うのだけど、お酒やらゲームやらをきっかけに、そういえば、と切り出すのが話しやすいなと思ってきた。あと話が続かなくて気まずい、みたいなこともあると思ってて、雑談しかやることがないと、ただ何もしてないみたいになって気まずいのだけど、ゲームとかしてるとそっちをやっていたらよくて、なんか思いついたらまた話したら良い、というので気楽な気がする。
というのを前からなんとなく思っていたんだけど、ちまちま聞き直してる rebuild.fm Rebuild: 300: Note-Taking Nirvana (omo) で、ブログを書いて見てもらったのを前振りにして雑談するという話を聞いて、似た感じかもなと思ってきたのだった。
ということは、今日はこのページ見ながらなんか喋りますか〜とか、お互いゲームやりながら話そうぜとか、そういう体勢で雑談すると、わざとそうしてるという気持ちはありつつも、それなりにうまく話が弾む気がするし、お互いしばらく黙っても、それぞれが何か見てるターンということで気楽な気がする。地図はやはりおすすめで、お互いが知ってる土地とか行きたい国とかを見て、存在する店や地形、ストリートビューの景色とかを眺めながら、思ったことを訥々と喋ったりすると、それだけでかなり面白い。