hogashi.*

日記から何から

 家から出ずに会話をする日々で、通信を介する遅さにじわりじわりと苦しんでいる気がする。仕事も私事もそうだけど、どうしても発話が被るし、間合いを取りかねる。

 

 意外と短い時間で機微を感じ取って会話していたのだなと思いつつ、通信を介する遅さで育つ人が居たらどれくらいその遅さに適応できるんだろうかというのも気になる。光や音の速さが人間の反応速度とかに影響ない範囲だからやっていけているのか、もともと遅かったらそれに合わせて生活できるのか。なんにせよ会って話す場面はまだまだ無くならないので結構先の話になりそう。

 

 昔学研で読んだ、光の速さが秒速 1m とかになる SF のことを思い出した。小学生ながら登場人物の抜けた感じにつっこみをいれていたけど、今になってよく考えると秒速 1m ならダッシュで光を追い越せる。ちょっとやってみたい気もするけど、もしドップラー効果とかがあるとめちゃくちゃ眩しいと思う。