好きな小説のシリーズが終了したので満たされ感がすごい、いや実際はあと何十冊でも続いてほしかったけどそういうことはないのでそれはそれでよくて、全く裏切られないというかむしろ与えられまくって脳がバグったりした。そもそも小説をほとんど読まないというのもあるかもしれない。
2ウィンドウを同時スクロールするブックマークレット
2つのウィンドウに Web ページを開いて同時スクロールするブックマークレットを書いた。XYどちらも同期する。
Google Chrome で動くことは確認した。そのままコピーして Console に貼り付けても動く。
- 出るプロンプトにURLを入れると、新しいウィンドウで開かれる
- 元ウィンドウをスクロールすると、新ウィンドウもスクロールされる
- 元ウィンドウ上で Ctrlキーを連続 2回押すと、 "ズレ修正モード" に入る
- 元/新ウィンドウを別々に好きな位置にスクロールしてから、
- 元ウィンドウでもう一度 Ctrlキーを押すと、その状態で確定し
- その位置からスクロールが同期する
実行したコマンドの終了をmacの通知で知らせるbash関数
実行したコマンドが終わったことを、 mac の通知で知らせる bash 関数を書いた。実は関数だけではできなかったので、 alias との組み合わせ。
$ heavycommand --bigoption ... # 終了時に終了ステータスとコマンド文字列が入った通知が出る: # 0 : "heavycommand --bigoption"
説明
長いことかかるコマンドが終わったことを、他の作業をしていても気付けるように mac の通知で知らせる。すぐに終わるコマンドでも同様に通知が出て嬉しい。
terminal-notifier
というツールがあり、タイトルとかメッセージとかを指定すると通知として出る。これに、実行したコマンド自体の文字列と、実行した結果の終了コードを渡す。
実行するコマンド自体の文字列を取るのが意外と難しくて、単純に関数の引数として取ったりすると、 alias とかが解決されていなくて、関数内で exec
とかしても実行できない場合がある。ので、 alias を使って、 $READLINE_LINE
を取る。これは bash の機能による変数のようで、プロンプトの後に打ち込んでいる最中の文字列がセットされる (reverse-search のカスタムに使ったりする)。これを参照すると、 alias や !$
のような bash の機能でのコマンド入力が、解決された状態で取れる。
nt
:$READLINE_LINE
でコマンド文字列を取り、関数_nt
に渡す_nt
: 渡された文字列を実行して、終了コードを取り、文字列と一緒に通知する
ntdosome
は、頻出長大コマンドの簡略 alias の例。環境変数は、 nt
の前でセットする。
第51回情報科学若手の会に参加しました
しました
第51回 情報科学若手の会に参加しました。存在だけはなんとなく聞いていて、今年幹事をやっていた id:kyontan2 の強い勧誘により、学部4年の有り余る時間を使って初参加、となりました。例年静岡と聞いていたので、今年は軽井沢なのだと何度確認しても直前まで伊東だと覚え違えていましたが、ちゃんと軽井沢に行くことができてよかったです。
主な内容は、スライドを使っての発表を聞くものです。どれも意欲的な素晴らしい発表で、さらに活発に質問が出ていましたが、残念ながら勉強不足の僕が理解できたものはごく少なかったです。中で面白いと思えるまでに理解できたもので、"そうだコンテナーデータセンターを作ろう" と "生物に学ぶ深層学習" は印象に強く残っています。
前者は、ちょっとやそっとでは作る機会は訪れないデータセンターというものが、やはり人間によって作られているものなのだ、ということが実感されました。また土地から用意しているところから本気の趣味というのが伝わり、そしてとにかくお金がかかることもわかりました (圧巻のエンドロールでした) 。計算機やインターネットに雑に乗っている人間として、数あるデータセンターにかかっている労力と財力に感謝をしながらこのブログを書いています。僕が一番事前知識を持っていた事柄といえば、コンクリートが固まりやすい夏場より固まりにくい冬場の工事の方が(早く固めるために)硬めの比率で混ぜるので結果的に強くなる、くらいなものでした (僕自身はコンクリートを扱ったことはありません)。
後者は、少し前から一般にももてはやされている深層学習などの、実際の成長の仕方のお話でした。"人工知能" という語に持たされている意味合いの変遷や、人間の脳を模したはずの人工知能の研究成果が脳科学へ再び還元されることなど、とても詳しく解説なさっていました。僕は人間が便利に感じるものを作れるといいなと思っている人間なので、脳の構造には少し興味がありました。大学でもヒューマンインタフェースなる講義で目の動きや記憶の時間/空間的長さなどを学んだりしていましたが、それよりよっぽど深くまで研究されていて、ここまで分かっているのか、と驚くばかりでした。好きな言葉は "斜め45度の線が好きな細胞" です。
さらなる内容として、参加者間の交流があり、アイスブレイクに始まり、休憩時間/食事/懇親会で縦横無尽にお話することができます。幾人かとお話できました。
その他
行きの新幹線はトラブルがあったらしくとても混雑していて、指定席車両の通路まで自由席の乗客が入っていましたが、幸い、自由席車両の通路に乗車できました。指定席を取ると座れて便利だということが分かってよいです。ちなみに帰りは9割くらいの乗車率で、自由席に座ることができました。
しなの鉄道には乗ってみたいと前々から思っていて、念願かなったという感じでした。2駅しか乗らなかったので、もっと乗って、篠ノ井やどこかに行きたい気持ちになりました。とても楽しかったです。ちゃんと樋もついていて、樋だけ白く塗られてデザインとなっていたのが粋(?)でした。
アイスブレイクでは、ナノブロックでミニチュアダックスフンドをつくりました。"ミニチュア"って英語で書くと miniature で a が入るのを初めて知りました。発音聞く限りでも "ミニアチュア" ですね。あと "ダックスフンド" ってドイツ読みでは "ダッハスフント" になるのかなと思いきや chs は "クス" になるので "ダックスフント" になるというのも初めて知りました。ブロックの組み上げは、指示係と組立係に分かれることもさることながら、ブロックの底がダイヤブロックとかに近いもので、必ず一方向にズレてしまうブロックだったので、力の入れどころも定まりづらく、なかなか難しかったです (班の方々は皆優秀で、僕はほとんど球拾いで貢献しました)。途中手戻りがありましたが、45分くらいで完成しました。幹事の方も 45分で組み上げたということで、 "だいたい幹事" で完成できたので何よりでした。
懇親会で3種類くらいの酒を胃に収めながらカスタムキャスト将棋を観戦し、その後やりました。周りからの評判も良く、なかなか良い局面に持っていけたと思います。
休憩時間に散歩をしたり、終了後に遠回りをしたりしました。キジが走っていたり、リスが木を駆け上っていたり、追分一里塚を見たり、浅間神社に参拝したり、別荘地を抜ける自然豊かな舗装道を歩いていったり、急に現れた喫茶店(?)でカレーを食べたり (どちらかといえば急に現れたのは僕です)、やはり観光には良い土地でした。標高は 1000m くらいでした (1003m という看板がありました)。道の消火栓の蓋に必ず布のようなものが挟まっていたのが気になりましたが、開けやすいとか閉めやすいとかなんでしょうか。何度か遭遇した高圧ガス管の看板の周辺では異状は見受けられず、安心しました。
研修所は綺麗に保たれていて、研修所の方々も優しく、楽しく過ごせたと思います。台風の心配もありましたが、お天気はよかったです。
3日間お疲れ様でした / ありがとうございました。
さらばシベリア鉄道
路線バスだけで行けるところに行きまくるみたいなテレビ番組を見ていたときに流れていたさらばシベリア鉄道という曲が割に好きな感じだったので聞いてみたら好きだった、というのは1年くらい前の話で、今も変わらずなかなか好きな曲だなと思っていて、曲を作って歌っているのは大瀧詠一という人らしくて僕はあまり知らないけど、太田裕美という人が歌っているのがオリジナルでこちらも良くは知らない人で、木綿のハンカチーフという曲は柳家喬太郎という人の落語で替え歌を聞いたことがあるなというくらい("井戸の茶碗"。"高木殿に返して~"などと歌う。古典落語を面白くアレンジするのをいくつもやっている)。さらばシベリア鉄道の歌詞にある"君は近視"というのが結構面白くて、比喩的な表現らしいのだけど、歌の中に急に近眼であることが入ってきてしかもそのまま"近視"という単語を歌うのが印象的。
関連して、ずっと思っていることで、自分の先を読む力みたいなものが足りなくて困っている、これはどうにかしようとすると一生懸命考えまくってやらないといけないのだけど、考えるには色々覚えてないと考えられないので、記憶力も必要だけど僕は(特にここ数年)記憶がとても下手でやっぱり困っている。わかりやすい例でいくと、医者に行くのに保険証とか診察券とかが必要になるのはわかるので忘れずに持っていけるものの、その後薬をもらうのがわかっていながらにして薬局に寄ることになるということに思考がつながらず、おくすり手帳を忘れる。おくすり手帳はすごくて、10回行ったら1回しか持っていけないくらい忘れる。最近おくすり手帳を忘れるとその分数十円だか割増でかかることになったらしい、多分持ってきてほしいのだと思うのだけど、それは今飲んでいる薬との相性がどうかとか、投薬状況がどうかみたいなのを把握するために必要なのだろうというのはわかるけど、とにかく忘れるので、その場ではこれ飲んでますとか言えばいいし、まあシールでもらって後で貼るとなんとかなってしまうから、薬がもらえないくらいの致命的なミスにならなくて覚えない。それはいいとして、こうなるだろう、の推測が全然足りなくて、必要なものを持ってきていなかったり、言われてみればまだそれやってないですね、とかになったりする。しかもそれをやらないといけないこと自体忘れると、何もかも忘れていて、基本が怠惰なのであーあとか言ってふて寝することになるし、さらに忘れていく。なんとかしたいけど何ができるかというと多分そんなになくて、すばやくやるとか、とにかく喫緊であると思い込むとかして覚えておくとかしかない。でも日常でやらないといけないことは山程あり、それら全部に喫緊シールを貼ると全体的に大変になって重要度が相対的に下がるのであんまり意味がない。やることを書き出していたら夜が明けたり年が明けたりするので、覚えているやつをどんどんやって忘れてるやつを思い出したときにすぐできるようにするのが当面の目標です。