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日記から何から

拡張機能「twitter画像原寸ボタン」v2.3公開(ユーザスクリプトも追加で更新)

 Google Chrome 拡張機能「twittter画像原寸ボタン」v2.3 を公開しました。不具合の修正です。
 (20190729 追記) Greasemonkey/Tampermonkey 用の User JS も、追従して更新しました。

インストール / アップデート

 すでにインストール済みの場合、しばらく待つと更新されます。まだの方はこちらからインストールできます。

chrome.google.com

 (20190729 追記) monkey 系用の User JS は以下の GitHub のリンクをクリックするとインストールできます。既にインストール済みの場合は、自動更新を有効にしていれば更新されるようです (不安な場合はいったん削除してからインストールし直すとよさそうです)。

https://github.com/hogashi/twitterOpenOriginalImage/raw/master/tooi-forGreaseTamperMonkey.user.js

この拡張機能は何
  • Twitter 公式 Web / TweetDeck で、画像ツイートに "Original" と書かれたボタンをつけます
    • そのボタンを押すと、新しいタブに、原寸(またはTwitterが保存している最大(?))サイズの画像を開きます

ちなみに、ここで原寸サイズと言っているのは、画像 URL 末尾に :orig と付加すると表示される画像サイズのことです。

  • なので手動で画像 URL 末尾に :orig と付加しても同じ
    • その手間を惜しんで拡張機能にしたという感じ
修正点
  • (おそらく)実行のしすぎでページ動作が重くなっていたかもなので、実行を間引くようにしました
    • ボタンが登場するのがワンテンポ遅れるかもしれません
  • 新しいレイアウトでボタンが出ていなかったので、出るようにしました
    • 少し丁寧に書き直したので、しばらくは耐えられるはず
その他
  • 最近 TypeScript ですっかり書き直すという活動をしているので、その活動が完成したら大きなアップデートになると思います
    • 段階的に移行するのが苦痛なほど雑な設計で困った状態

ボーボボ全巻買った

shonenjumpplus.com

 最近、ボボボーボ・ボーボボという漫画が、何故か最終話から 1話ずつ公開されていくというキャンペーンがされていて、気になって最終話から読んでいたところ、やっぱり大好きだということを再認識したので、小学生の頃からの続きを読みたい気持ちに駆られて全巻 (1〜21巻) 買った。

 当時は親が少し興味を出して 1〜5巻だけ家にあり、ひたすら繰り返し読んでいた。アニメもやっていて、 G-code で VHS に録画して 14インチのテレビデオで無限に繰り返して見ていた。
 徹頭徹尾わけわからないのがまかり通る感じが本当に好きで、シリアスな話がほとんどないのも居心地が良い (感想を好き勝手言っているだけなので怒らないでください)。だから最終話も気にせず読めて、最終話も変わらんな〜信頼した〜買う〜というなめらかな流れで買った。
 今読み進めているけど、アニメで見ていたところまでたどり着いて、セリフが音付きで流れては〜〜〜となっている。今まで買っていなかったのはお金のない学生だったからで、就職したのでお金が手に入り買ったという状態なので、ボーボボ好きで就職できた人はぜひどうぞ。

 ひっそり心がけていることを、人に話してしまうと、それを期待されて(いるように感じて)気疲れしてしまい、あるいは天邪鬼が発動して、心がけなくなっていってしまう問題がある。人は思っているほど気にかけていないと言い聞かせるもののあまり効果はない。
 長らく天邪鬼を直したいと思っている。自分の中でも何重にも自分を裏切り続けており、時と場合と心の状態次第でどちらに転ぶかが決まるような生き方をしている。わかりやすい例では、リマインダを仕掛けた過去の自分を裏切って何もしないなどがある。これは不便で、何も生産しないまま一人でどんどん疲れていく。人と会話している間は、会話に思考のすべてを費やして一生懸命言葉を紡いでいるので、そんな暇はない。例外として、家族との会話は慣れすぎているので頻度高く天邪鬼になりがち。このエントリも、こういうことを書いて、自分が天邪鬼であることを自分に示して、一定期間は天邪鬼が封印されるように、というような意図が少しある。あったけど、それ自体書いてしまったのでやはり効果はない。上手く暮らして行きたいなという気持ちです。

電車で寝る

 電車で座ると確実に寝るというのが大学への通学で体に刻み込まれてしまったので、いつ乗ってもどういう体調でも寝る。夜に寝付きが悪いことを相談したところ「電車で寝ないほうがよいのでは」と指摘されたので、必ず寝るのはなぜなのか考えている。ちなみに今電車で座っています。

疲れている

 鶏と卵ではないけれど、ちゃんと寝られていないがための疲労はありそう。ところが、ちゃんと寝るまでは改善しないので、ここに解決の糸口はない。

空気が悪い

 電車は人が多かったり埃っぽかったりして、なべて空気が悪い。特に普段使っているのは地下鉄なので、余計こもっていそう。酸素が少なくなったりすると眠くなるのはわかっているので、大きな要因ではありそう。解決の方法はない。

席が狭い

 座席は大人がぎりぎり座れるくらいで設計されていて、肩を窄めて乗る必要がある。肺に入る空気の量が少なくなって、やはり酸素が少なく眠くなるのではないか。肩を開くと角が立つので、大きく呼吸をすると解決しそう。ただ、乗っている間ずっと意識する必要があり、眠くなると意識はなくなる。

姿勢が悪い

 そもそも猫背で、頭が前側に落ちがちなので、首に負担がかかって頭に巡る血が少なくなることで眠くなりそう。猫背を直す努力はほとんどしていない(気付いたときに背筋を伸ばしているくらい)ので、一念発起してシャキっとすると改善するかもしれない。代表的な改善方法でストレッチなどがあるけれど毎日続けるのがとにかく苦手という問題はある。

昼寝をしていない

 そもそもリズムがおかしいからこうなっているので、リズムを矯正するために昼に少し寝るとよさそう。壁としては、オフィスに居ると気が張っていてこれまた寝付けない、ということが多い。

興奮できるゲームをする

 ゲームでなくてもいいけれど、寝る暇もなく意識が保てる何かをしていれば、寝ることはないのではないか。今のところスプラトゥーン2のサーモンランが該当するが、電車内でできるほど慎ましいゲームではない。

座らない

 座ると寝るので立ったままで頑張る、いわゆる可能性そのものをなくす方策。ただ眠いときは立っていても寝るほど睡眠について進化してしまっており、効果はわからない。

知らないことの面白さ

 「information or inspiration?」という展示をサントリー美術館というところに見に行きました。とっても楽しかったということを、あまりネタバレしないように書きます。少しも知らずに行きたい!という方は今すぐ閉じて素早く行きましょう。

 サイトにも説明されている通り、展示物を 2つの見方で見るというものです。どちらの見方も体験するには、順路を 2セット回ります。このあたりは、展示場所に入る前に、口頭で説明されます。以下その口頭説明でされた程度の知識を使って感想を書いていきます。

 2つの見方は、情報の多寡です。よくある展示では、展示物についての説明が少しずつ書かれています。ところが、この展示では、とっても詳しい説明が沢山書かれた順路と、説明がないどころか展示物自体の見え方も制限されている順路があるのです。前者が information 、後者が inspiration と呼称されています。
 まずどちらの順路を見るべきか、というのは、特に示されていません。個人的におすすめすると、先に inspiration を見てから information 、がよいと思います (加えて時間があれば、もう一度 inspiration を見ると、演出のポイントがわかって面白いかも? と今思いました)。

 展示物は、2順路で全く同じものを見ることもあれば、 inspiration では模した別の何かを見たり触ったりすることもあり、次はどんな展示物でどういうことができるのか、さっき見た展示物の本当の姿はどんなものか、など、ずっとわくわく楽しい観覧ができました。
 前を行く方々の中には、 inspiration の展示を見て「説明が無いからわからないね」とか「もっとちゃんと見たいなあ」とか、煮え切らない思いを呟かれている方も居ました。多分それは正しくて、 information で理解したときに強く「なるほど~~!」となることができるはずです。

 展示を通して思ったのは、自分がどう感じるのかを把握するのは大切なのだなということでした。説明を読んで、「ここが良い点です」と言われてふむふむと思ってしまうと、そう言っているのだからそうなのだろう、で感じ方を制限してしまう気がしています (個人的な意見です)。一旦何も知らずに見れば、形がかわいいとか、色が綺麗とか、機構が面白いとか、使いづらそうとか、感じられるだけ感じることができます。それから説明を見ることで、「そういう視点もあるのか」とか「ここはあえて使いづらくしていたのか」とか、深い造詣がより深いものになると思います。説明では触れられていない、自分だけの好きな点を見つけられる、という利点もあるでしょう。
 これは展示に限らず、何についてもそうだろうと思っていて、映画や小説でも、一旦見てから、詳しい説明を聞いて、「そういえばそんなシーンもあったな」とか「このセリフそんな意味合いだったの」とか、より印象強くなったり、見方がガラッと変わったりする楽しみがあります。

 というので、展示はとても楽しく、またいろいろ考えるきっかけにもなりました。ぜひ行ってみてください。