hogashi.*

日記から何から

ScrapboxでLaTeXの式をiconとして扱う

 ノートとか取っているとLaTeXの式をめちゃめちゃ書くときがあって、同じ項とか式とかを何回もつかうことがある。該当部分のLaTeXソースをコピーすれば良いものの、もう少し手早い方法がほしいとき、僕はiconを使っている。

 icon機能自体の使い方についてはこのあたり↓に詳しい。

scrapbox.io
scrapbox.io

 iconでは画像を使うものの、LaTeX記法で書いたものも画像として扱われるようで、画像の代わりに置けばよい。

f:id:hogashi:20171129224706p:plain
最初にLaTeX記法で書いてある / 下にその内容をpre記法で書いた(好み)

 これで、[mx.icon]とかすればこの画像が出てくれるので、文中に登場させたいときとかに短くて便利。

 注意としてはページで出る物とiconとして出るものが少し違う見た目であるので、使ってみて調整するのが良さそう。

 雑に書いた平文の文書をテキストファイルに保存したいとき、ローカルなら雑にエディタを開いて保存するけど、ssh先に保存したいと、

  • ローカルに保存してscp hoge.txt targethost:~/path/to/で送る
  • ssh先でvim hoge.txt して :set pasteしたりして貼り付けて保存する
  • ssh先でcat > hoge.txtして貼り付けてC-d

みたいな選択肢があって、僕は一番下をよく使う。

 エディタは編集できて便利ではあるものの、もう編集は完了していてあとは保存したいというときにエディタが必要かというとそんなことはなくて、シンプルな手順で済む方法を知っていると楽で素早い。上の例くらいは知っているけど、普段多分ほとんど知らないで色々過剰にやりつつ過ごしているのでは、と思っているので、知っていって楽になりたい。

レポート書いててカジュアルに徹夜したところ胃腸が一日中おかしくて困っている、もはや体力とか自然治癒力とかでカバーできない体になっており心配、レポートは早めに書こうとしても踏ん切りがつかなくて難しい、世の人間が如何にして色々をやっているのか気になるけど多分自分には適用できないので自分の可能な方法をなるはやで見つけたい。

砂嵐つくった

 アナログ放送で見られた砂嵐をブラウザで再現したくなって雑に書いた。ボタンを押すと動いたり止まったりする。

http://hogashi.github.io/SunaArashi/suna.html

f:id:hogashi:20171103025139g:plain
様子

 高速すぎてブラウザが固まる場合、解決方法は2つあって、

  • ウィンドウを小さくして再読込する (最初に生成するマスの数を大きさに合わせているので)
  • コードをいじって更新インターバルを長くする

をすると改善すると思う。
(追記 2017/11/03-02:20) スマートフォンでウィンドウサイズ変えられない問題出たので常に適当に大きいマスになるように修正した。

 今の実装では完全にランダムに0~255を生成してrgbすべてに投げているけれど、グレースケール変換はもう少し色々あるし、テレビの砂嵐がどういう傾向で灰色を出しているのか知らないので、あまり近くはなさそう。

github.com

もやい結び習得した

 もやい結びをgoogleで検索して見つつ5回くらいやって習得した。5回くらいやったのはミスって輪をゼロ径にしてたり長さの調整したりとか。解きやすいこともわかって便利。
 wikipediaを流し読んだところ二重8の字結びというのも存在していることがわかり、そっちもついでに習得した。

 定期入れに紐をつけようとしていて、結果的に採用されたのは二重8の字結び。もやい結びは名前から結び方から好きなのでまたどこかで使いたい。

Mac OS XのGoogleChromeでページ真っ白問題

TL;DR

 Mac OS XGoogleChromeでアクセスしたWebページが真っ白になる。一瞬表示されたり、最初から真っ白だったりする。
 chrome://flags で #enable-gpu-rasterization を Disabled にすると解決した。詳細は不明ながら描画で何かが整合しなかった感じだと思う。

わかる範囲

 MacChrome を使っていると、パッと開いたWebサイトのページが真っ白になって何も見えなくなる症状がたまに出るようになった。クリックはできるし、リンクも本文も JavaScript も健在。デベロッパツールから $0.click() とかできる。
 確認したのは Sierra だけどGoogle検索した感じだと何年も前からちょこちょこ出ているような感じ。同じ症状かどうかはわからない。i-フィルタとか出てきたけど入れていないのでそんな訳はない。

 とりあえず flags を見てみて目に入った GPU rasterization を切ったら解決した。エスパーでは?

Windows 10で素朴にlatexmkを叩く

 以前からWindowsSublime Textを使ってLatexToolsプラグインを入れて……とやっていたものの、久しぶりに使ったらどうしようにも上手くビルドできなくなっていた。なのでなんとかした。

 Windows 10 では Bash on Windows を使うと apt で全てが手に入る。確か以下をインストールした。足りなかったら texlive-fonts-recommend とか入れなきゃならないかもしれない。というか texlive-lang-japanese でいいのかもしれない。

$ apt-get install texlive-lang-cjk xpdf

 インストールできたら

$ latexmk -pvc hoge.tex

で監視モードができる。ファイルを更新するごとにタイプセットし直してくれるので、保存するたびにPDFが最新になる。
 監視せず一回だけ走らせたいときは -pvc を外すとよい。

 往々にして ujarticle など日本語文書を使うときに latex とか platex とかをエンジンとして使っていると JY1 なり JY2 なりと書かれたエラーで怒られるけど、
~/.latexmkrc をつくると解決する。以下を参考にした。
qiita.com

 この方法では、ディスプレイを共有できない(少なくとも僕は知らない)のでプレビューが開かない。が、Windows側の SumatraPDF で該当のPDFファイルを開いておけば随時更新されるので、同等といえる。

 どのみち latex をインストールするのであんまり素朴とは言い難いかもしれないけど、 latex なので避けられない*1

蛇足

 最初は、既にWindowslatexをインストールしてしまったので、素朴にコマンドプロンプトからlatexmkを叩こうと思いたった。

latexmk -pvc -e "$latex='uplatex %%O -interaction=batchmode -synctex=1 %%S'" -e "$dvipdf='dvipdfmx %%O -o %%D %%S'" -f -norc -gg -pdfdvi %1

 これをbatファイルにして、環境変数PATHの通った場所に置くと、コマンドプロンプトから呼び出せて便利。SumatraPDFをインストールしてあればそれが起動する、気がする。
 たとえばこのbatファイルを mylatexmk.bat として保存したときは、

> mylatexmk hoge.tex

とすると起動できる。
 この方法ではプレビューがそのまま開く。


 ちなみに、コマンドオプションはよく見ていなくて、LatexToolsの設定からとってきた部分と、 -pvc ってつけると監視モードになるって記憶のみで構成されている。なので後々修正したりしそう。

 ちなみにちなみに、エクスプローラで開いているフォルダを起点にしてコマンドプロンプトを立ち上げるときは、エクスプローラのアドレスバーに cmd と打ち込むと素早い。
 Windowsに拘っている訳は、Sublime Textの日本語入力ができるから。

*1:CloudLatex に curl で POST したら PDF が降ってくるみたいなAPIがほしい