hogashi.*

日記から何から

文字フリマとDentoo.LT#12

 10/25は文字フリマとDentoo.LT#12に参加した。
 文字フリマが渋谷旧区役所で12:00~、Dentoo.LTが電通大で13:30~だった。どっちにも参加したかったので、

  1. 大学へ行ってDentoo.LTの準備をお手伝いする
  2. 渋谷へ移って文字フリマに参加する
  3. 大学へ戻ってDentoo.LT本編に参加する

みたいなことをしてた。

文字フリマ

mojiflea.market
 文字のフリーマーケット。.marketドメインとかあるんだ……。
 渋谷駅から新区役所に行ってしまって完全に迷った。道を聞きまくってどうにか到着。
 ひと部屋しか使っていない小さなフリーマーケットだったのだけど、色んな方が色んなモノ(技術含め)を展示・販売していてとても楽しかった。魔理沙フォントの本はWeb版でしか購入していなくて、今回買えてよかった(少しお話もできた)。面白い古本(にしても綺麗)を買えたり、普段絶対見ない技を見たりして良いイベントだった。ギンザグラフィックギャラリーのロゴも見た。
f:id:hogashi:20151026104116j:plain:w200
 受付の方によれば、渋谷区役所の移転で旧区役所の建物が取り壊しになるとのことで、取り壊しの前にこの建物で行おうと催されたイベント、のひとつだったらしい。建物の中では別のイベントも様々催されていた。
 気付いたら1時間で思いのほか色んな物を買っていた。

Dentoo.LT#12

Dentoo.LT
 電通大有志(僕も)で行われるLTイベント。atnd.org
 文字フリマを切り上げて急いで渋谷を出てなんとか開始に間に合わせて着席。
 実はこれがDentoo.LT初参加で、後から聞いたところによると3周年の記念だったらしくてめでたい。ミキサの操作とか放送機器の操作とかを横から見ながら、放送が流れているか片耳で小さく聞きながら、リアルタイムでLTを見る/聞くということをしていた。今回は大分色んな方が居らした印象。沢山もらえた文字フリマのステッカーをお配りした。
 終了後の寿司にも参加させてもらって楽しい夕食だった。ありがとうございました。

はやて×ブレード2 3巻読んだ

 はやて×ブレード2(ニャーーン) 3巻を読んだ。今巻もすこぶる面白かった。
 何より、毎巻新鮮な面白さがあるのがすごいし、"もう面白くないな"とか微塵も思われなくて、読んでいて楽しい。

 何が言いたいかというと、話が合う人が居ないので読んでねということでした。(電子書籍もある*1から頼む!)

 追記(2015/11/02): 2の3巻もKindle電子書籍が来たようです(11/19配信)。是非!

*1:2の3巻は数週間で電子書籍化するようです

GoogleChrome機能「twitter画像原寸表示」ver. 1.5.2公開

 GoogleChrome機能、「twitter画像原寸表示」の ver. 1.5.2 を公開しました。

 以下、chromeウェブストアからインストールしてください。
 既にインストールされている方は、chromeの右上の横棒三本ボタンから「その他のツール -> 拡張機能」とクリックし、「拡張機能を今すぐ更新」ボタンを押して更新してください。chrome.google.com

 変更点は、「Original」ボタンが下になってしまって見づらかったのを、横並びにした点です。ちょっと下で見づらいとの声にお応えしたものです(まだ下なのでまた改善を考えています)。

・機能
 twitterのツイート詳細画面にOriginalボタンを追加します。追加されたOriginalボタンを押す or Enterキー でツイートに含まれる画像の原寸を新しいタブで表示します。
 ※画像の原寸:画像URL末尾に「:orig」ってつけるのと同じです。
 複数画像のツイートは、一番右から順に1,2,3,4枚目と開きます(開いたとき最初に1枚目が見えることになります)。

 GitHubにソースを公開しています。どんどん改善してください(ご報告頂けるとさらに嬉しいです)。github.com

 前回書いた通り、不具合などありましたらお言い付けください。hogashi.hatenablog.com

−−更新履歴−−
2015.10.20 | ver1.5.2 Originalボタンが下に入り込んでいたのを公式の操作ボタンと横並びにした
2015.08.02 | ver1.5.1 twitter公式の画像表示の更新への対応(画像ツイートへの複数画像ツイートリプライにおける画像が正しく取得されない症状を改善)
2015.07.20 | ver1.5 twitter公式の画像表示の更新への対応(複数画像が1枚しか出ない症状を改善)
2015.05.14 | ver1.3 画像ツイートに対するリプライ画像ツイートに対応
 2015.03.24 | readme.txtの内容を修正
2015.03.19 | ver1.2 動作の改良、複数画像ツイートに対応
2015.02.16 | ver1.1 動作の改良、操作方法の追加(Enterキー)
2015.02.15 | ver1.0 公開
−−−−

chrome拡張機能「twitter画像原寸表示」の不具合?

 chrome拡張機能twitter画像原寸表示」、大分多くの方にお使いいただいてるようで何よりです。
 が、なんだか「Originalボタンが表示されない」という症状を風の噂*1で聞きました。なんてこった。

 不具合や不満な点は、なるたけ作者にお申し出ください(症状・状況についてお聞き返しするかもしれません)。なるたけ対応します。
 以下にコンタクトの手段をいくつか挙げますので是非。

投書口

 askは匿名も可ですが、その場合返信できないため非推奨です。

 ほんわか投書だと嬉しいです。

*1:はてなブログアクセス解析(機能として許して頂きたい……)

Windows7のSublimeTextでTeX環境構築

 Windowsってだけで色々厳しかった気がしますが、なんとか動くようになったので道程を書きます。
 先に書いておくと、CloudLaTeXなる素晴らしい(らしい)ものがあるので、それで十分なのかもしれません。cloudlatex.io

TeXと付随するソフトのインストール

TeXのインストール

 今回はW32TeXを使いました。
> W32TeX - TeX Wiki
 "TeXインストーラ3"なる偉大なインストーラ*1があるので、それを利用しました(W32TeX, dviout, Ghostscript, GSviewを一緒くたにインストールしてくれます)。
> TeXインストーラ 3
 TeXインストーラ3の手順は、詳しく説明してくれている以下のサイトを参考にしました。did2memo.net
 ただ気を付けるべき点はおそらく、最初のファイルダウンロード元URLの設定だろうと思います。「~のダウンロードに失敗、ログを見れば~」みたいなダイアログが出たり、「ダウンロード&インストールするファイルを選んでください」のリストのどれかが一つもなかったら、戻ってその項目のプルダウンのURLのリストをひとつずつ試してみてください。
 全て成功したら、あとはインストールを待ちます。終わり次第促されるまま再起動。
 W32TeXをインストールしたフォルダ以下のbinフォルダを、環境変数PATHに追加します。

Ghostscriptの設定

 Ghostscriptを起動し、「Options -> Advanced Configure...」を選択、Ghostscript Optionsに「-dWINKANJI」を追加します*2。追加後は以下のようになります。

-dNOPLATFONTS -sFONTPATH="c:\psfonts" -dWINKANJI

 追加したら「OK」で設定を保存し、Ghostscriptを閉じて完了です。

Perlのインストール

 後述のlatexmk.exeがPerlスクリプトの為、Perlをインストールする必要があります。
 今回はStrawberryPerlをインストールしました。
> Strawberry Perl for Windows
 Perlの実行ファイルのあるフォルダが環境変数PATHにあることを確認します(無ければ追加します)。

Sublime Text

 何かと機能性の高いエディタ、Sublime Textをインストールしました。今回使ったのはSublime Text 3*3です。www.sublimetext.com
> Sublime Text - Download

LaTeXTools

Package Controlのインストール

 まず、Sublime Textのパッケージ管理ツールであるPackage Controlをインストールします。
 Sublime Textを起動し、「[Ctrl] + [`]」を入力*4すると、下にコンソールが出るので、そこへ以下のサイトにある長い1文を入れ、[Enter]します。
> Installation - Package Control
 魔法のようにPackage Controlがインストールされます。

LaTeXToolsのインストール

 Package Controlを使って、LaTeXToolsをインストールします。
 「[Ctrl] + [Shift] + [p]」でコマンド窓が開くので、「Package Controll: Install Package」と入力してこれを選択し、パッケージ検索窓に「LaTeXTools」と入力しこれを選択するとインストールされます。

LaTeXToolsの整備

 そのままでは上手く動かないので、設定など整備します。

 まず、初期設定を適用します。「[Ctrl] + [Shift] + [p]」でコマンド窓を開き、「LaTeXTools: Reconfigure and migrate settings」と入力しこれを選択します。

 次に、裏で動作するファイルの内容を変更します。「Settings -> Browse Packages」から開くフォルダ*5以下の「LaTeXTools\builders\traditionalBuilder.py」を、ファイル前方(多分18行から)について以下のように編集します。

#...(前略)

#もともとあった行 ここから
# DEFAULT_COMMAND_LATEXMK = ["latexmk", "-cd",
# 				"-e", "$pdflatex = '%E -interaction=nonstopmode -synctex=1 %S %O'",
# 				"-f", "-pdf"]
#もともとあった行 ここまで

DEFAULT_COMMAND_LATEXMK = ["latexmk", "-cd",
                    "-e", "$latex = 'uplatex %O -interaction=nonstopmode -synctex=1 %S'",
                    "-e", "$biber = 'biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B'",
                    "-e", "$bibtex = 'upbibtex %O %B'",
                    "-e", "$makeindex = 'makeindex %O -o %D %S'",
                    "-e", "$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S'",
                    "-f", "-norc", "-gg", "-pdfdvi"]

#もともとあった行 ここから
# WINDDEFAULT_COMMAND_WINDOWS_MIKTEX = ["texify", 
#  					"-b", "-p",
#  					"--tex-option=\"--synctex=1\""]
#もともとあった行 ここまで

DEFAULT_COMMAND_WINDOWS_MIKTEX = DEFAULT_COMMAND_LATEXMK

#...(後略)
LaTeXの設定

 今度はLaTeX自体の設定です。ただこれは後からファイルを消しても大丈夫だったので要らない設定かもしれません*6

 環境変数HOMEがあればその場所、無ければC:\Users\[ユーザ名]に、「.latexmkrc」を置きます。Windowsだと拡張子のみのファイルはエクスプローラからでは作れないので、コマンドプロンプトでその場所を開いて、

% echo hoge > .latexmkrc

とかコマンドを打って作ります。
 .latexmkrcを以下のように編集します。

#!/usr/bin/perl
$latex         = 'platex -src-specials -shell-escape -interaction=nonstopmode -synctex=1 -kanji=utf8 -guess-input-enc %O %S';
$bibtex        = 'pbibtex %O %B';
$dvipdf        = 'dvipdfmx %O %S';
$pdf_mode      = 3; # use dvipdf
$pdf_previewer = 'SumatraPDF.exe -reuse-instance';

SumatraPDF

 編集中のPDFビューに使うPDFビューワとしてSumatraPDFをインストールしました。もしかすると最新版は前述のTeXインストーラでインストールされるかもしれません、それならそれで問題はありません。
 インストール後、SumatraPDFのインストール場所を環境変数PATHに追加します。www.sumatrapdfreader.org
 AcrobatReaderでもPDFは開けますが、わざわざSumatra PDFをインストールする理由があります。AcrobatReaderは、PDFファイルを開くとファイルを占有し更新ができません。他方Sumatra PDFは、PDFファイルを開いたままファイルを更新できるのです。よってPDFビューワを閉じることなく

  1. TeXファイルを編集する
  2. ビルドする
  3. PDFビューが更新される

の流れを可能にできます。また後述のように、エディタとPDFビューワの対応づけが可能です。

SumatraPDFの設定

 エディタとの対応をとるために、SumatraPDFの設定をします。
 SumatraPDFのメニューから「設定 -> オプション」を選択します。出た窓の「逆順検索コマンドラインの設定」に、以下のように入力します。

"C:\Program Files\Sublime Text 3\sublime_text.exe" "%f:%l"

 一つ目のクオート内にはSublime Textの実行ファイルのパスを書きます。インストール時に場所を変えている場合は、それに沿って書いてください。


 ここまでで構築は終わりです。

使い方

 使い方は、

Sublime Text:
  [Ctrl] + [b] : ビルド
  [Ctrl] + [l], [j] : カーソル位置と対応する場所をPDFビューで表示
SumatraPDF:
  ドキュメントをダブルクリック : Sublime Textのカーソルを対応する場所へ移動

などです。何かTeXで書いてみて、ビルドしてみて下さい。

TraditionalBuilder: Invoking latexmk... done.

と出ればビルド成功です。
 以下のLaTeXToolsのgithubページに詳しいです。github.com

故障かな?と思ったときは

 何故か上手くいかないときは、以下のことを確認してみて下さい。

「[Ctrl] + [b]」でビルドができない

  • とにかく再起動したか
  • Perlの実行ファイルのあるフォルダが、環境変数PATHに追加されているか
  • LaTeXToolsの初期設定を適用する「LaTeXTools: Reconfigure and migrate settings」を実行したか
  • LaTeXToolsの裏で動く「traditionalBuilder.py」を適切に編集したか
  • .latexmkrcを適切な場所に置き、編集したか
  • 書いたTeXファイルの内容にエラーが無いか

ビルドはできるがPDFが生成されない

  • とにかく再起動したか
  • W32TeXのbinフォルダが環境変数PATHに追加されているか

故障かな?と思わなかったときは

 有難く利用しましょう。

参考

 以下のページを参考にしています(既に挙げたものももう一度挙げています)。
> W32TeX - TeX Wiki
> TeXインストーラ 3
did2memo.net
> Sublime Text 2 で LaTeX on Windows - Ichiro Maruta Homepage
wshinya.hatenablog.com
> Installation - Package Control
github.com

*1:2015/10/11現在での最新版は0.85r1

*2:WindowsAPIを使ってフォントを表示する設定、らしい(W32TeX)

*3:2015/10/11現在で最新版はBuild 3083

*4:または「View -> Show Console」

*5:おそらくC:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages

*6:よく考えるとWindows7に「/usr/bin/perl」とか存在しない(シェバンは無視されるだけかもしれないけれど)

twitter_oauthでOAuth::Unauthorized 401 Authorization Requiredとなる

結論

 twitterアプリの設定でcallbackURLを設定していなかった。ダミーで良いので、とにかくURLを入力しておく。

背景

 sinatratwitterのOAuth(のPINじゃない認証)をしたかったので、twitter_oauth*1を使ったコードを写経させていただいた(写経元:*2 )。
 以下コード。

 コード内18行、base_urlのportの設定でコロンが入っていなかったのを修正した。

問題

 認証画面が出たので、「認証する」をクリックすると、「OAuth::Unauthorized 401 Authorization Required」なるエラーが出てしまった。

対処

 twitterのアプリ設定で、「callbackURL」の欄を空白にしていたことが原因だった。この設定がされていないと、Webアプリケーションとされないらしい*3
 ダミーで良い(コード内で再設定している)ので、とにかくURLを書いておくことで解決する(ただしcallbackURLの上書を禁止するチェックボックスにチェックをしてはいけない)。

Windowsインストール済ノートPCに生のWindowsをインストール

 購入時にWindowsがインストールされている類のノートPC(東芝dynabook)に、パッケージのWindowsをインストールしたら、東芝ドライバが皆無で詰みかけた話。

どうした

 Android端末でUSBテザリング*1*2して、LANドライバをインストール。ネットワークにつながったら、他のドライバも順次インストール。
 以下はdynabook R731/E,R741/E,R751/E(Windows7 64bit)のドライバがダウンロードできる東芝のサイト。
> dynabook.com | サポート情報 | dynabook R731/E、R741/E、R751/Eシリーズ Windows 7 Professional SP1 64bit アップグレードモジュール

仔細

 ノートPCは東芝dynabookで、購入時にWindowsはインストール済だった。毎回リカバリディスクからリカバリしていたので、ドライバを気に掛ける必要がなかった。が、今回は別のWindowsをインストールしたため、ドライバが一つも入っていなかった。
 結果、有線無線ともにネットワークに接続できず、何もできなくなった。

 焦ってスマホで検索かけたりしたけど、いかんせんフリック入力が遅くて大変だった。のでUSBテザリングして、PCを半ば強引にインターネットに接続した。
 LANドライバがインストールできればもうPCからそのままインターネットに接続できるので、他のドライバもインストールできた。

どうすれば?

 新しいWindowsをインストールする前に、LANドライバだけでもいいからダウンロードして、USBで繋げる外部メディア(とか、ネットワークを使わなくてもデータ移行ができるメディア)に保存しておく。

余談

  • Windows10が無料アップグレード期間だということを思い出して、アップグレードだけしてプロダクトキーを得た。
  • USBテザリングがうまく認識されなくて、「使用可能な接続はありません」のままドライバをダウンロードしている魔法のような状態になった。

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*1:もう一台ちゃんとしたPCがあれば楽だったが、そんなものはなかった。

*2:その端末でドライバインストーラをダウンロードして、PCにUSBで転送してもいい。